市販の殺虫剤でハチの巣を駆除する方法と注意点

家の軒先でハチの巣を見つけてしまった!駆除業者や費用を調べるのは面倒だし、自分で駆除できるならしてしまいたいですよね。しかし、毎年ハチの巣駆除によって被害がでており、最悪の場合死に至るケースもあります。業者に頼むのが一番安全ですが、「費用を抑えて自分で駆除したい!」という方のために、安全なハチの巣駆除方法をお伝えいたします。

蜂の巣駆除に薬剤は効く?

ハチの巣駆除には、「エアゾール式殺虫剤」が使用されます。エアゾール式殺虫剤とは、噴射剤の圧力を利用して薬剤を噴霧する殺虫剤です。一般的にはスプレー式殺虫剤と呼ばれています。意外かもしれませんが、ハチはハエやゴキブリよりも薬剤に弱いといわれています。殺虫成分が体につくことによって、もがきそのまま落下して死んでしまいます。まずは、ハチの巣から1~2m離れた場所に立ちましょう。この時、噴霧した殺虫剤を吸い込まないように必ず風上に立ってください。巣に向けて殺虫剤を20秒~30秒噴射します。殺虫剤がかかるとハチが一斉に巣から飛び出します。恐ろしい光景ですが、これはハチが殺虫剤に反応しているだけなので絶対に噴射を止めてはいけません。ポトポトとハチが巣の下に落ちるので、動かなくなるまでその場で待ちましょう。

蜂の巣駆除に使える市販のスプレーは?

ハチの巣駆除に使えるスプレーはドラッグストアにたくさん並んでいます。含まれる成分別にその特徴を見てきましょう。

ピレスロイド

効果:害虫の皮膚や口から成分が入り、麻痺させる。微量でも即効性があります。光・空気・熱に触れると他の殺虫剤よりも分解されやすいので、屋外でも安全に使用できます。

プラレトリン

速効性に優れた成分で「ノックダウン効果」と「致死効果」の両方を兼ね備えています。早く確実に駆除したいハチ処理によく使われます。

ペルメトリン

致死効力と残効性が増強された非常に優れた成分です。人畜に対する毒性は低く安全に使用できます。

それぞれ効果が様々ですが、ハチ駆除には十分な成分が配合されています。成分の他にも、噴射距離が長いタイプや、においの少ないタイプ等がありますので自分に合ったスプレーを探してみましょう。

蜂の巣駆除にあると便利なグッズ

防護服

ハチは暗い色を好む傾向があります。ハチの巣駆除をする際には、白い服を着て、万が一刺されてしまった時のために厚着をしておきましょう。

燻煙剤

スプレーが届かない高い場所に巣ができてしまった場合、燻煙タイプの殺虫剤が便利です。近い距離でスプレー剤を吹きかけるのが危険なスズメバチ等にも使えます。巣からハチが出てこなくなったら長い棒とうで巣を落としましょう。

予防スプレー

ハチの巣を駆除しても、また同じ場所に巣を作られてしますことがあります。巣に戻ってきたハチがまた新たに巣を作り始める習慣があるためです。ハチの巣駆除が終わった後は、巣があった場所にしっかりと予防スプレーを吹きかけましょう。スプレーの価格は1,000~2,000円程度で、ホームセンター等で市販されています。

まとめ

こちらではハチの巣駆除を自力で行うために必要なグッズ等を紹介させていただきました。しかい、ハチ駆除はとてもリスクの高い危険な行為です。実行するときは、相手が強力な毒を持った危険生物であることを常に念頭においてください。どうしても自力で駆除をしなければならない場合は、ハチが巣に戻っている夜間に行いましょう。日没後2~3時間後が良いでしょう。昼間はエサ集めに活動的なハチが巣に戻ってくるため非常に危険です。必要なグッズを揃え、防護服を着て、安全にハチの巣駆除をしましょう。